MACD
テクニカルの中でもMACDは有名なトレンド追従型指標です。簡単にザックリ説明すると短期と長期の2本のEMA(指数平滑移動平均線)の差を利用したグラフです。EMAそのものではなく、短期長期2本のEMA差を数値として利用するためにトレンド追従型でありながら反応が早いのが特徴です。つまり2本のEMAがゴールデンクロス、デッドクロスする前にMACDはクロスします。
初心者の頃は何も分からずに、
「ゴールデンクロスした」とか「デッドクロスした」とか
「ゼロのラインを上に抜けた」とか「下に抜けた」とか
それが「ゼロより下で」とか「上で」とか・・・
すべてのテクニカル指標に言えることですが、
テクニカル指標はシグナルを発信するものではなく
相場の状況を視覚的に分かりやすく表示したものです。
もちろんテクニカルを組み合わせてシグナルとして捉える手法もありますが、
基本的にはMACDも相場の状況をグラフ化したものです。
MACDで相場の状況を把握した上で、エントリーチャンスを考えましょう。
矢印で示した部分がMACDのゴールデンクロスした時間足です。
14時の足の終値でMACDがゴールデンクロスしていますので、
15時から現在までは時間足で上昇傾向にあると言えます。
長期足で上昇傾向にある状況でスキャルするのであれば、
短期足ではなるべく下げたポイントで買いたいところです。
そこで短期足ではMACD同様に有名なテクニカル指標であるボリンジャーを利用します。
逆張りで仕掛けたいのでボリンジャーでは下限である
マイナスシグマのラインを利用します。
オレンジの丸印で示した部分が下限に接触した箇所であり「買い」のポイントです。
今日の相場では上限まで期待値を持っても利益を大きく出せますが
逆張りですので通常は中心値あたりを期待値と考えてよいでしょう。
ボリンジャーの逆張りで注意すべき点は「バンドウォーク」です。
時間足で相場状況の基準としたMACDは過去の価格から導き出した状況ですから、
ゴールデンクロスしたからといってソレが継続することを保証するものではありません。
逆張りでエントリーしたところが「トレンドの変わり目だった」ってことは
避けたいところです。
MACDからボリンジャーの話になりますが、
ボリンジャーは順張り的な利用もできます。
それが「バンドウォーク」であり、上記の場合であれば、
下限に接触してから下限ラインに張り付いたまま
バンドを拡大しながら下降を継続していく、
下降トレンドへ入っていくパターンもあるんですね。
上記の場合、接触してからバンドを拡大する様子もないため
うまくいった例でしょう(・・・ほっ)。
接触後に反発することなくバンドを拡大し始めたら迷わずロスカットです。
トレンドが発生したなら、少々のことではひっくり返りませんからね^^;
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