トレードシナリオの基本を構築する
超短期売買のスキャルピングであっても基本的なシナリオである戦略が決定されていなければ勝つことはできません。「スキャルピングは目先の値動きだけ取れればいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、小さな波は大きな波にはかないません。大きな波は小さな波の積み重ねのように感じるかもしれませんがむしろ逆で、大きな波の流れの中で小さな波が発生しているに過ぎません。
例えば地球の温暖化。地球がどんどん熱くなっていると問題視されていますが、これは環境問題であって地球は氷河期に入りつつあります。太陽には活性化の周期があり、不活性化すると太陽の黒点が少なくなり地球は氷河期になります。前回の1800年からの周期と近年の黒点の減少からすでに氷河期に入っているようです。
何が言いたいかと申しますと、大局で言えば地球は冷えているのに人間の寿命という短期的視点、環境悪化から考えて問題視するべきは温暖化の方だということで現在の風潮になっているんです。しかしそれを把握している人は多くないでしょう。温暖化に対する行動をどうこうしようという話ではなく、大局を見ていない現状と逆らえない未来が身近にあるということです。
さて、FXの話に戻しますが、スキャルピングであってもシナリオは長期から組み立てていきます。もちろん1分足を基準にしているトレーダーが月足の影響を考慮することはありませんが、せめて1時間足の流れと節目は意識すべきです。すべては大局から逃れられませんし、すべては基本から、すべては土台から築き上げられているんです。5月22日開業のスカイツリーも完成してから「よっこらしょ」って立てるわけじゃありません。
- 1時間足での流れと節目と現在位置を確認
- 1時間足での状況を踏まえて、5分足での流れと節目と現在位置を確認
- 5分足での状況を踏まえて、1分足での流れと節目と現在位置を確認
- 1分足の現在位置から未来の値動きに対して
- この節目は1分足の状況から見てどうか?
- この節目は5分足の状況から見てどうか?
- この節目は1時間足の状況から見てどうか?
- 影響を意識する時間足に合わせてリスクと期待値を決定する
シナリオの土台は長期足です。なかなか利益が残せないトレーダーはこのあたりがぼやけているんですね。短期的な根拠でエントリーしているにもかかわらず長期足の流れにとらわれていたり、長期足の流れに反しているのに短期的な根拠で大きな期待値をセットしているとか。
伝わりずらいかもしれませんが、
相場の波に乗る方法はスケールのフォーカスを合わせることです。
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