スキャルピングは崖っぷちでエントリー
狙う値幅
スキャルピングでは大きく動きそうな初動を狙って仕掛ける場合もありますが、基本的には数pipだけ抜き取るスピード勝負です。例えば「世界情勢を考慮すればユーロ高、円高、ドル安であるためドルはショートポジションで・・・」といった判断はほぼありません。
人間がチャートを見てトレードしているためにどうしても値動きの見方に偏りが出ます。そんな場面を狙い撃ちするのがスキャルピングです。長期的な値動きの初動でとらえたエントリーでない限り、スッと動ききったところでポジションをクローズします。
足型の見極め
チャートの足型によっては反発・反落を示唆するものもあります。ダブルボトム・トップや酒田五法の明星やたくり線なども流れの転換を示唆します。しかし足型の完成するタイミングで入れば確実かと言えばそうでもないんですね。
例えばダブルボトム完成から買いエントリーする場合、売りたい参加者にとってはなるべく高い価格で売りたいので、ダブルボトム完成で上昇してきたところで売りオーダーを出してきます。そのオーダーの大きさによってはダブルボトムが売りたい大口参加者に利用されただけのダマシとなり、下降トレンドのきっかけになりかねないのです。
リスクを引き付ける
FXはトータルで利益を残すことが目的ですから、1回のエントリーで見込める利益幅より損失幅の方が狭ければ利益は残ります。先ほどのダブルボトムでは、どこで入れば最もリスクが少ないでしょうか?レンジ相場であり、そこが安値圏であればダブルボトムの形成期待が高まる可能性があります。もちろんそれが完成してレンジ上限まで上昇するかどうかは別ですが、レンジ相場の安値圏ですから買いオーダーも入りやすいのです。
スキャルピングでは「レンジ下限」で買います。
「そのままレンジ下限をブレイクしてしまったらどうするんだ!?」と思われるかもしれませんが、直近の安値を下抜けた時点でロスカットすればいいんです。下限で入っているわけですから損失額は微々たるものです。逆に思惑通り反発すれば、ダブルボトム形成に向けてネックラインまで上昇する可能性が高いので、結果として損失幅よりも利益幅の方が大きくなるトレードだと言えるわけです。
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