ドテン
すべって転んだお話ではなくて^^;
日常でもたまに聞きますが証券用語にドテンという言葉があります。
株式や為替でポジションを反転させることを言います。
通常トレンドとトレンドの間にはある程度のレンジ相場であったり調整期間があります。
しかし稀に節目の見方において「ここを上抜ければ買い」と同時に「ここを上抜けられなかったら売り」という拮抗したポイントが発生します。
買いポジションを持ったまま節目を向かえて上抜けられなかった場合、買いポジションを投げるばかりかそのまま売りポジションを持ちます。
これをドテンといいます。
失敗例
ときどきやってしまうドテンの失敗があります。
その度に「わかってるはずだよね自分」って深く反省してしまいます。
ある程度トレード経験があってコンスタントに利益が出ていると、自分でも意識しないうちに自信に近い感覚に陥ってしまいます。
自信というのは悪く言えば「思い込み」であり判断の偏りを意味しますので、トレードには無用です。
しかしいつもメンタルの均衡をとっているつもりが・・・なんです。
「このラインは守られる」
この自信で買いポジションを持っていたのに徐々に雲行きが怪しくなりラインを下抜けてしまう。
そうするとポジションをクローズするのは当たり前なんですが
「あのラインを守れないとなると売り勢力が強いのかも」
と、失敗したはずの判断が逆方向への根拠に変わってしまうのです。
こわいこわい・・・
チャートから判断すれば売りエントリーするようなポイントではないんですが。
成功例
ドテンできる場面には時間軸の違いを利用したパターンがあります。
- 1時間足では数日間ほどの上昇トレンドであり上値余地がある
- 5分足では数時間ほど下降を続けて調整している
- 1分足でこれまで価格を抑えてきた抵抗線を上抜けた
短期売買の場合(2)の調整局面であっても短期的な下降トレンドとみて売りポジションを持ちます。
しかし1時間足では上昇トレンドの中にあり(3)でダブルボトムのように底打ちをしたり、安値を切り上げる形で抵抗線を上抜けたなら、上昇トレンドの再開と判断できます。
つまり売りポジションをクローズするだけでなくそのまま買いポジションを持ちます。
ちなみにこの買いポジションは長期の流れに沿っているため、調整局面での売りポジションと違ってクローズの基準を甘くしてなるべく粘ります。
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