4月4日の日経平均1万円割れ
本日4月4日の日経平均株価は1万円を割れて9800円台となりました。
ニュースではオーストラリア貿易収支が赤字化したことから中国経済への懸念が広がったとか、日銀の金融緩和への懸念だとか、6日の米雇用統計発表待ちで買い需要があっても控えられたと報じられています。
だいたいこういった情報は後付けでなんとでも言えるんですよね。結局相場では多勢についた方が勝ちですから、ファンダメンタル的に売りだと判断しても、売ってくる大口参加者がいなければ値下がりしません。ご近所のおばさま方の顔色を伺うようなもので、みんなに合わせていくしかないんです。
そこでリアルタイムな情報が即座に入手できない個人トレーダーが、情報戦線で生き抜くためのヒントがこの1万円割れのニュースにひとつだけありました。
心理的節目であった1万円を割り込むことにより大口の売りが出てストップロスを巻き込んだとの見方
情報はリアルタイムに入ってこなくても価格はリアルタイムに知ることができます。この1万円の価格割れのタイミングは、個人トレーダーでもリアルタイムに見ることができたのです。またその下にセットされたストップロスも心理的節目であることから想定できます。
日経平均株価での話ですが、為替相場においても「きりのいい数字」は意識されます。例えばユーロドルでは1.3000など大きな価格の節目では必ず攻防戦が繰り広げられます。少し弱くなりますが1.3400や1.3300などひとつ下の区切りでも意識されることがあります。最近では昨日のユーロドルで1.3300が意識されて反発しています。
勢いよく下降してきた価格が1.3300で小さなダブルボトムを形成し持ち合い、再度1.3300を試した後で反発しさらに大きなダブルボトムを形成して上昇しています。
実需や過去のチャート、リアルタイムな情報に左右されますが、このように「きりのいい数字」がひとつの目印になることも確かです。
個人トレーダーは環境面でプロにはかないません。プロはプロの環境と人的なネットワークによって多くの情報を入手した上で投資判断をしています。じゃあ個人トレーダーは勝てないのかと言えばそうでもなくて、個人トレーダーには個人トレーダーの戦い方があるんですね。それは仕掛けであったり期待値であったりロスカットの位置であったり休むことであったり。そしてその戦い方も人の数だけあると思います。
いや~相場って深いですね^^
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